股関節炎｜出雲市で口コミ250件以上のみどり整体グループ｜累計33万人の施術実績

股関節炎の主な原因はさまざまですが、主な原因としては以下の要因が考えられます。

1. 骨盤のズレや姿勢の乱れ
骨盤のズレや猫背、腰の反りすぎなどの姿勢の乱れが、股関節に余計な負担をかけることがあります。

2. 筋力のアンバランス
股関節周りの筋肉（大腿四頭筋、腸腰筋、大殿筋、中殿筋など）の柔軟性が低下したり、筋力が低下することで、関節への負担が増えやすくなります。

3. 重心の偏りや歩き方のクセ
片側に重心をかけるクセや、内股・ガニ股などの歩き方の乱れがあると、股関節に左右不均等な負荷がかかります。
これが長期間続くと、軟骨や関節包に負担が蓄積し、炎症につながります。

4. 血行不良
筋肉や筋膜が硬くなると血流が悪くなり、股関節周囲の組織に必要な栄養や酸素が行き渡りにくくなります。
その結果、回復が遅れて炎症が長引くことがあります。

1. 骨盤のズレが悪化し、全身のバランスが崩れる
股関節の痛みをかばうことで無意識のうちに片足に負担をかけるクセがつき、骨盤のズレが進行します。

これにより、全身のバランスが乱れ、腰や膝にも負担がかかりやすくなります。

2. 股関節の動きが悪くなり、歩き方がぎこちなくなる
痛みを避けるために股関節の動きを制限すると、関節の可動域が狭くなり、歩行がスムーズにできなくなります。歩幅が小さくなったり、片足重心になったりすることで、腰・膝・足首にも負担がかかり、さらなる痛みにつながることがあります。

3. 筋肉のバランスが崩れ、慢性的な痛みを引き起こす
股関節周囲の筋肉が硬くなり、血流が滞ることで、痛みが長引く原因となります。

特に太ももの前側の筋肉（大腿四頭筋）や腸腰筋が緊張すると、股関節が圧迫され、炎症を繰り返す悪循環に陥ることがあります。

4. 他の部位にも負担がかかり、腰痛・膝痛・肩こりが発生
股関節のズレや可動域の制限により、骨盤のバランスが崩れ、腰や膝、さらには背中や首まで影響を受けることがあります。その結果、腰痛・膝痛・肩こり・首のこりなどの症状が広がり、全身の不調につながります。

5. 内臓の働きにも影響を及ぼす
骨盤の歪みや姿勢の崩れが内臓の圧迫につながることがあります。これにより、消化機能の低下や呼吸の浅さ、さらには循環器系への負担が増す可能性もあります。

股関節の痛みを感じたら、放置せずに適切なケアを行うことが大切です。

股関節の痛みに関係する主な疾患

1. 変形性股関節症
股関節の軟骨が徐々にすり減ることで、関節の動きが制限されて炎症が発生します。

骨盤のズレや姿勢の乱れによる偏った負荷が主な原因となることが多く、初期段階では軽い違和感や痛みを感じる程度ですが、進行すると歩くのが困難になることもあります。

2. 股関節周囲の筋膜の炎症
股関節周りの筋膜が硬くなり、炎症を起こすケースです。長時間同じ姿勢を続けたり、股関節をうまく使えていない歩き方や動作のクセ、骨盤のズレが影響して発症しやすくなります。

3. 坐骨神経痛（梨状筋症候群）
お尻の奥にある梨状筋が緊張し、坐骨神経を圧迫することで、股関節周囲や太ももに痛みやしびれを引き起こします。骨盤の歪みや股関節の動きの悪化が関与していることが多く、特に座っているときや長時間歩いたときに症状が悪化する傾向があります。

4. 腸腰筋の硬直・炎症（腸腰筋症候群）
股関節を曲げる働きをする腸腰筋（大腰筋・腸骨筋）が硬くなり、炎症を引き起こすことがあります。長時間座る姿勢が続いたり、猫背や片足に重心をかけるクセがあると、股関節の前側に痛みが生じやすくなります。

5. 鼠径部痛症候群（グロインペイン症候群）
スポーツをする人に多く見られる症状で、股関節の酷使や骨盤のバランスの崩れにより、股関節の前側（鼠径部）に炎症が起こります。無理な動きを繰り返すことで症状が悪化することもあります。

股関節に炎症が起きている時に誤った対応をすると症状が悪化する場合がありますので以下の行動には注意しましょう。

1. 無理なストレッチや過度な運動
股関節に炎症がある状態で、無理にストレッチをしたり、痛みを我慢して運動を続けると、症状が悪化する可能性があります。特に、無理な開脚や深くしゃがみ込む動作（スクワットなど）は、股関節への負担が大きいため控えましょう。

2. 硬い床や低い椅子に長時間座る
あぐらや横座り、割座などの姿勢を長く続けると、股関節に余計な負担がかかります。また、低すぎる椅子に座ることが多いと、立ち上がる際に股関節へ大きな負担がかかるため注意が必要です。

3. 長時間の同じ姿勢（座りっぱなし・立ちっぱなし）
デスクワークなどで長時間座ったままでいると、股関節周囲の筋肉が硬くなり、血流が悪くなります。

反対に立ちっぱなしの仕事では、無意識のうちに片足に重心をかけやすく、股関節に負担がかかりやすくなります。定期的に体を動かすことが大切です。

4. 冷えによる血流の低下
股関節周辺が冷えると血流が悪くなり、回復が遅れる原因になります。特に寒い季節や冷房の効いた環境では、股関節を冷やさないように注意しましょう。

股関節の痛みを悪化させないためには、無理な動作を避けて適度なケアを行うことが重要です。

股関節炎時に自分でできる対処法

股関節の負担を減らし、痛みを和らげるためのセルフケアを紹介します。

1. 骨盤と股関節のバランスを整える姿勢を意識する
股関節にかかる負担を軽減するために、骨盤の位置を意識し、姿勢を整えることが重要です。

座るときや立つときも、偏った重心にならないよう気をつけましょう。

2. 股関節周りの血流を促進する
血流が悪くなると筋肉が硬くなり、炎症が長引きやすくなります。特に足元の冷えは全身の循環にも影響するため足湯や温熱療法、靴下の着用などで冷え対策を心がけましょう。

3. 長時間同じ姿勢を避け、適度に動かす
じっとした状態が続くと、筋肉がこわばり関節の動きが悪くなります。痛みを避けて動かさないままでいると、さらに悪化することもあるため、無理のない範囲で適度に体を動かすことが大切です。

4. 股関節を支える筋肉をほぐす（セルフケア）
緊張した筋肉をほぐすことで、股関節への負担を軽減できます。ただし、強く押したり無理にマッサージするのは逆効果になることもあるため、やさしくさする程度から始めましょう。

5. 適切な靴を選ぶ
歩くときの衝撃を吸収し、股関節に余計な負担をかけないために足に合った靴を選ぶことが重要です。

日常生活の中でこれらを意識し、股関節への負担を減らすことが大切です。