Ｏ脚の主な症状は、膝の痛み、膝の運動制限、水が溜まる、膝が熱をもつなどが挙げられます。
【初期】
歩き始め、立ち始めなどの動作開始時に出る事が特徴です。
【中期】
階段の上り下りで痛い、正座ができないなどの動きの中で痛みが出るのが特徴です。
【後期】

じっとしていても痛みが出続け、変形（Ｏ脚）が目立ってくるのが特徴です。

Ｏ脚は見た目が悪いだけでなく、放置することで、膝の変形や痛みを起こす「変形性膝関節症」の原因となります。また、足底や足首に負担がかかることで、「足底筋膜炎」や「外反母趾」などの変形や障がいが起こることもあり、余計に歪みを強くする原因となります。

Ｏ脚の原因には、大きく分けて4種類あり、「構造的Ｏ脚」、「機能的Ｏ脚」、「生理的なＯ脚」、「病的なＯ脚」に分けられます。
構造的Ｏ脚とは生まれつきの骨格が原因のＯ脚で、機能的Ｏ脚は普段の生活習慣が原因でなるＯ脚のことです。
基本的には機能的Ｏ脚の方が多く、原因としては生活習慣の乱れ、姿勢不良、筋肉のバランスが悪い、筋力低下、歩き方が悪い、靴のサイズが合っていないなどが挙げられます。

生理的なＯ脚とは、乳幼児期にＯ脚やX脚の状態であることを指しています。生まれてから2才までの子供はＯ脚となっているのですが、2才〜6才までにＯ脚とは逆に脚が内側に曲がるX脚に近づきます。X脚は外反膝とも呼ばれ、両膝が内側に曲がった状態で、左右の膝の内側を揃えても両足のくるぶしの内側が離れてしまう状態のことを指します。

その後成長に伴い、X脚の外側への反りは弱まっていき、成人となる頃には、膝下が約4°とわずかに外側に曲がった状態となります。
病的なO脚の原因には、靭帯の損傷、外傷による変形、クル病やブラント病などの形態異常が挙げられます。
クル病は診断がしやすいですが、一方のブラント病的は、幼少期の生理的O脚と診断の区別が難しいので、経過観察が必要な場合があります。

出雲市みどり整骨院では、Ｏ脚に対し、問診や診察（主に視診、触診）で膝の痛みや腫れなど、関節の状態を調べます。
問診では、主に膝の痛みなどの自覚症状について確認します。
診察では、視診にて歩き方、体格、腫れ、変形、皮疹の有無、などを観察します。

触診では、実際に関節や関連部位に触れ、膝周囲の痛み、関節の曲げ伸ばしなど可動域の状態、腫れ、変形などを調べます。

⚫手技

出雲市みどり整骨院のメインの治療方法です。

出雲市みどり整骨院では、整体的、東洋医学的な考えから、Ｏ脚は、稀に先天的な症状もありますが、基本的には加齢や体の使い方のくせなどから起こることが多いです。
骨盤が開いている状態が続くことで、体の重心が内重心から外重心となり、膝が外側に引っ張られ、内反変形の大きな原因と考えています。

そのため、骨盤を閉め、重心を内重心にする必要があり、膝関節に対してのアプローチだけでなく、骨盤矯正を行うことにより、重心のバランスを整えます。
また、重心のズレにより緊張してしまった腰、股関節、殿部(お尻)、脚全体の緊張している外側ラインを緩めます。そうすることにより、力が内側に集まり、変性の原因が解消され、痛みが軽減していくことになります。

治療目標は、痛みを軽減して母趾の可動域や歩行能力の改善を図り、日常生活動作を低下させないことです。母趾の痛みのため体を動かさず運動不足になると下半身の筋力が低下し、体重が増加してしまいます。その結果、母趾への負担が増え、痛みが増し症状が悪化するという悪循環を招きます。
出雲市みどり整骨院では、相談は無料で受け付けております。出雲市でO脚にお悩みの方はぜひみどり整骨院にお問合せください。