母指MP尺側側副靭帯損傷は、親指の付け根にある関節（母指MP関節）の安定性を保つ靭帯が損傷する状態です。この靭帯は、親指を支え、物を掴むといった動作に重要な役割を果たしていますが、損傷すると動きが不安定になり、痛みや機能障害を引き起こします。

特にスポーツや転倒、日常生活で親指に過度な負荷がかかることが原因で起こることが多いです。

損傷の程度によっては、靭帯の断裂や関節の変形を伴うこともあり、放置すると回復が難しくなる場合があります。

1. スポーツでの外傷
スポーツ中に親指に過剰な力が加わることで損傷が起こります。特に、スキーやバスケットボール、ラグビーなど、親指を頻繁に使うスポーツではリスクが高まります。スキーでは、ストックを握った状態で転倒することで「スキーヤーサム」と呼ばれる損傷が起きやすいです。

2. 転倒や衝撃
日常生活で手をついて転倒した際に、親指に過度の負荷がかかることで靭帯が損傷することがあります。特に、受傷時に親指が外側に曲がった場合、損傷が大きくなる可能性があります。

3. 靭帯の柔軟性低下や過労
年齢や日常的な酷使によって、靭帯が弱くなったり柔軟性が低下している場合、通常の動作でも損傷するリスクが高まります。特に長時間スマートフォンやパソコンを使う動作が続くと、繰り返し負担がかかり、靭帯が傷つく原因となります。

4. 繰り返されるストレス
親指に負担がかかる動作を繰り返すことで、徐々に靭帯が摩耗していくことがあります。たとえば、料理や荷物の運搬など、親指を酷使する職業の方に見られるケースです。

• 親指を動かすと鋭い痛みが走る

• 親指の付け根や周辺が腫れる、内出血が見られる

• 握力が低下し、物を持ったり掴む動作が難しい

• 親指の関節が不安定に感じる

• 親指や手全体に動きの制限がある

これらの症状を見逃すと、症状が進行し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。早めの対応が重要です。

1. 全身バランスの調整
母指MP尺側側副靭帯損傷の治癒を促進するためには、親指だけでなく全身のバランスを整えることが必要です。出雲市のみどり整骨院出雲院では、骨盤の歪みを調整することで、自然治癒力を最大限に引き出します。骨盤の歪みは自律神経に影響を与え、靭帯や筋肉の回復力を低下させる原因にもなります。

2. 親指周辺の集中治療
患部周辺の靭帯や筋肉を直接ケアすることで、痛みや炎症を緩和します。以下の施術を組み合わせて行います

•手技療法：靭帯や筋肉の緊張を緩め、血流を促進。
•関節の調整：親指の可動域を改善し、スムーズな動きをサポート。

3. 経絡とツボを活用した施術

東洋医学を取り入れ、母指MP尺側側副靭帯損傷に効果的なツボを刺激します。これにより、全身の血流を促進し、自然治癒力を高めます。

•「合谷」：手や指の血行を改善し、炎症を抑えます。
•「曲池」：肘周辺の血流を良くし、上肢全体の疲労を軽減。
•「足三里」：全身の免疫力を向上させ、患部の回復をサポートします。

4. 体操とセルフケア指導
治療後の再発を防ぐため、患者様自身でできる体操やセルフケア方法をお伝えします。

親指の可動域と筋力を回復させるための簡単な体操をご提案します。

具体的な指導内容：
•ストレッチ運動：患部周辺の柔軟性を高め、痛みを軽減します。
•温熱療法：血流を促進し、患部の回復をサポートします。
•姿勢改善：日常生活で親指に負担をかけない動作や姿勢を指導します。

母指MP尺側側副靭帯損傷を予防するには

日常生活の改善

•長時間のスマートフォンやパソコン操作を控え、適度な休憩を取りましょう。
•重い物を持つ際には、親指に過度な負荷をかけないように注意してください。

定期的な体のメンテナンス

出雲市のみどり整骨院出雲院では、定期的なチェックとメンテナンスを行うことで、損傷の予防や早期発見をサポートしています。

体のバランスを整えることは、靭帯への負担軽減にもつながります。

出雲市のみどり整骨院出雲院で健康な親指を取り戻しましょう

母指MP尺側側副靭帯損傷は、早期の治療と適切なケアで改善が期待できる症状です。

出雲市のみどり整骨院出雲院では、患者様一人ひとりの症状や生活習慣に合わせた施術を行い、根本からの改善を目指します。
もし、親指の痛みや不調でお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください。経験豊富なスタッフが丁寧にサポートし、快適な生活へのお手伝いをいたします。出雲市のみどり整骨院出雲院で、健康な親指と快適な毎日を取り戻しましょう！