シーバー病(子どもの踵の痛み/成長痛)
- かかとに鋭い痛みを感じる
- 運動後にかかとの痛みが悪化する
- かかとを押すと強い痛みを感じる
- 朝起きたときや長時間座った後に歩き始めると痛む
このような症状に心当たりがある場合、「シーバー病(セーバー病)」の可能性があります。シーバー病は、成長期の子どもに多く見られる踵(かかと)の痛みを伴う疾患です。この疾患は、踵骨(かかとの骨)の成長板にストレスがかかることで発生します。特にスポーツや運動を頻繁に行う子どもに多く見られる傾向があります。
適切な施術と管理により、痛みの軽減と症状の改善が可能です。早期の対応が重要ですので、症状を感じたら早めにご相談ください。
シーバー病とは?|みどり整骨院 出雲院
シーバー病は、正式には「踵骨骨端症」と呼ばれる成長期の疾患です。踵の骨が急速に成長する時期に、かかとに繰り返し負荷がかかることで炎症や痛みが引き起こされます。この疾患は、8~15歳の成長期の子どもに最も多く見られます。
踵骨は成長板(骨端線)が未成熟な間は柔らかいため、衝撃や繰り返しのストレスに敏感です。
このため、成長期の激しい運動を行う子どもたちに特に発症しやすい疾患と言われています。
シーバー病の原因|みどり整骨院 出雲院
シーバー病は以下のような要因によって発症します。
急性的な要因
1. 激しい運動やスポーツ活動
サッカー、バスケットボール、ランニングなどの運動では、かかとに繰り返し衝撃が加わります。この衝撃が成長板にストレスを与え、炎症や痛みを引き起こします。
2. 過度なジャンプや急停止・急発進動作
バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプを伴うスポーツでは、踵骨に過剰な負荷がかかりやすくなります。
3. 硬い地面での活動
硬い地面やアスファルトの上での運動は、かかとに大きな負担をかけます。
慢性的な要因
1. 成長期の骨格の不均衡
骨の成長が筋肉や腱の発達に追いつかない場合、アキレス腱が踵骨を引っ張る力が増し、成長板に負荷をかけることがあります。
2. 靴の問題
クッション性の低い靴やサポートが不十分な靴を履いていると、かかとへの負担が増加します。
3. 偏平足や足のアーチの低下
足の構造的な問題がある場合、踵骨にかかる負荷がさらに増し、症状が悪化する可能性があります。
シーバー病の主な症状|みどり整骨院 出雲院
シーバー病の主な症状は以下の通りです:
1. かかとの痛み
運動後や長時間立ちっぱなしの後にかかとが痛むことが一般的です。症状が進行すると日常生活にも影響を及ぼします。
2. 歩行時の違和感
痛みを避けるために、つま先歩きをするようになる場合があります。
3. 朝起きたときの痛み
一晩休んでも痛みが引かず、朝一歩目が特に痛むことがあります。
4. かかとの腫れや圧痛
触れると痛みを感じるほか、腫れが見られる場合があります。
5. 靴を履くときの不快感
靴がかかとに当たる部分が痛みを引き起こすことがあります。
シーバー病を放置するとどうなる?|みどり整骨院 出雲院
シーバー病を放置すると以下のような問題が生じる可能性があります。
1. 痛みの慢性化
痛みが慢性化し、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすことがあります。
2. 姿勢や歩行の変化
痛みを避けるために無意識に姿勢や歩行パターンが変化し、腰や膝に余計な負担がかかることがあります。
3. 他の部位への負担増加
かばう動きが長期間続くと、膝や股関節など他の部位に痛みや不調を引き起こす可能性があります。
出雲市みどり整骨院でのシーバー病改善施術
出雲市みどり整骨院では、シーバー病の症状改善を目指し、患者様一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。
1. 骨盤矯正で全身のバランス調整
足の痛みの原因は、局所だけでなく全身のバランスの崩れに起因する場合があります。出雲市みどり整骨院では以下を目指して骨盤矯正を行います:
• 足への負担を軽減
• 姿勢の改善と痛みの再発防止
2. 筋肉の緊張緩和
アキレス腱やふくらはぎ、太ももの筋肉をほぐし、血流を改善します。筋肉の柔軟性を高めることで、踵骨への負担を軽減し、炎症の回復を促進します。
3. 足部の可動域改善
足首や足指の動きを調整することで、正常な歩行をサポートし、かかとへの負担を軽減します。
4. セルフケア指導
自宅で行える簡単な体操を指導します。また、日常生活での注意点についてもアドバイスします。
施術期間の目安
シーバー病の施術期間は症状の程度や患者様の生活環境によって異なりますが、以下が目安です:
• 軽度の場合:2~4週間程度で痛みが軽減します。
• 中度の場合:1~2か月間の施術とケアが必要です。
• 重度の場合:3か月以上の施術が必要になることもあります。
健康な足を取り戻すために【出雲市みどり整骨院】
シーバー病は、適切な施術とケアを行うことで改善が期待できる疾患です。出雲市みどり整骨院では、痛みの軽減だけでなく、再発を防ぐための包括的なサポートを提供しています。成長期のお子様が健やかに過ごせるよう、全力でサポートいたします。かかとの痛みや違和感でお困りの際は、ぜひ出雲市みどり整骨院へご相談ください。健康な足を取り戻す第一歩を一緒に踏み出しましょう!

執筆者:
みどり整骨院-出雲院 院長 吉岡 淳
私は、高校生の時柔道をやっていました。その時、柔道には殺法と活法がある事を知りました。殺法は人を倒す方法です。活法とは怪我や病から人を助け治す方法です。高校生の時恩師から殺法を教わり、それ以上に活法と礼儀の大切さを叩き込まれました。それから柔道整復師を目指し現在、柔道整復師となり、31年目(令和3年)を迎えております。これまで沢山の方々の怪我や痛みに向き合いながら、柔道整復師の道を一歩一歩ですが歩んでおります。近年は特に幅広い年代の方が身体のバランスを崩し怪我や痛みで悩まされておられます。そんな中何よりも患者様の【ありがとう】の、ひと言で私自身大きな喜びとパワーを頂いております。
出雲市は、大変歴史がありそして人情深く、食べ物も美味しい街です。この素晴らしい出雲市で、ひとりでも多くの方々の【健康で幸せな人生】のお手伝いが出来ます様に日々鍛錬しております。
みどり整骨院 出雲院へのアクセス
院名 | みどり整骨院 出雲院 |
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